ザ・ノンフィクション 231022 動画 ボクと父ちゃんの記憶2023 | 2023年10月22日
ザ・ノンフィクション ボクと父ちゃんの記憶2023 〜父のいない家と母の夢〜🈑
認知症の父を施設に預けて2年…コロナ禍で父との面会さえ許されない時期が続いていた…薄れていく家族の記憶…「また家族で暮らしたい…」そう願う母が下した決断とは…この家から父がいなくなって2年が過ぎた…
子どもたちは、それぞれの時間を過ごすようになり、当たり前となった父不在の生活の中で、母はある決意を固めていた。
2021年夏。私たちが出会ったのは、緑に囲まれた千葉・睦沢町で暮らす林さん一家。50歳の時に若年性アルツハイマー型認知症と診断された父・佳秀さん(65)を、高校3年の大介さんを中心に、母・京子さん(53)と2人の妹たちで介護をしてきた。しかし、家族との会話もままならず、トイレに一人でいくこともできないほどに病は進行。「これ以上、子どもたちに負担をかけたくない」…京子さんは、佳秀さんを介護施設に入所させることを決めた。しかし、離れて暮らせば、父の記憶から家族の存在は消えてしまう…それは実質的な父との「別れ」を意味していた…
コロナ禍の影響で、佳秀さんと一度も直接会うことができていない日々…ようやく面会が許されたのは、2022年夏のこと。覚悟はしていたが、佳秀さんの変わり様に驚きを隠せない京子さん。ひとつ屋根の下で暮らせないのは佳秀さんだけでない。重度の障害を持って生まれ、病院で暮らしている長男・安土さんの存在も京子さんにとっては気懸かりだ。
「また家族一緒に、みんなで暮らすことはできないか…」ずっと思い悩んできた京子さんは、大きな決断を下し、動き始める…
出演者
【語り】
富田望生
タグ: 京子さん / 佳秀さん / 家族 / 当たり前 / 子どもたち / 2021年夏 / 面会 / 私たち
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